199:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/20(日) 20:43:38.63 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「4対1って結構な差じゃん」
華「まさにメガ盛りと小ライス、ですね」
優花里「私はカルパッチョさんが韻をたくさん踏んでいて心地よかったのですけどねぇ」
杏「それが難しいとこなんだよねぃ。韻踏んでりゃーいいわけじゃない。アンサーで言ったら逸見エリカの方が返せてたし」
ダージリン「でもあれだけライミング出来るテクニックは評価されてしかるべきだけれどね」
沙織「…………あれ?」
華「どうしたんですか沙織さん?また体重が増えたと気付いた時のような顔をして」
沙織「そんな顔してないもん!あれ……」
華「?」
しほ「………………」
華「みほさんのお母様ですわね」
沙織「さっきまで一緒に観てたのに、いつの間にかちょっと離れたところにいる……しかも愛里寿ちゃんのお母さんがいないね」
優花里「何故移動したのでしょうかねぇ」
沙織「わかんない……でもなんかすっごい真面目な顔してステージ見てるし、そっとしておいた方がよさそう」
優花里「……確かにそうですねぇ。しかしバトルを観て、西住殿のお母さんがどのように考えているのか……気になりますぅ」
桃「それは私も同感だが、話しかけて邪魔をするのはやめた方がいいだろう」
沙織「ですね」
しほ「………………」
しほ(ちよきちがいなくなってしまった今、1人でとても寂しいわ)
しほ(今まで通り大洗の子たちと一緒にいれば賑やかで楽しそうだけれど……ちよきちがいなくなってしまった今、私だけ混ざるのは危険)
しほ(何故なら、会話をした際に、イマドキの子には通用しないおばさんっぽい言葉遣いをしてしまった場合、みほの今後の学校生活に響くかもしれない)
しほ(いえ……それ以前に、死語を死語と知らずに使ってしまった時の周りの冷めた反応が怖いわ。家元でもその怖さはおんなじ)
しほ(つまり私に出来ることは、こちらからあの子たちに近付かず、なおかつ向こうから話しかけられることの無いように、怖い顔を保ちつつ腕組みをして威圧感を出し、さも何か深いことを考えているであろうと思わせるために、時折意味も無く頷いたり首を横に振ったりするしかないわ)
しほ(並行して試合観戦もしなければいけない。やることは山ほどある。それもこれもちよきちがいなくなったせいね。今度串カツか焼き鳥か……串系のモノをご馳走してもらわないといけないわ)フゥ
【ステージ】
役人「延長戦のじゃんけんをお願いします」
ジャンケンポン
カルパッチョ「……後攻にします」
役人「OK!先攻、エリカ!後攻、カルパッチョ!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュキュ!
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