150:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/20(日) 04:22:34.38 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「あっぶなかったぁぁぁ…………心臓止まるかと思ったよおぉ」
華「ええ。心臓が止まるのは危険ですから」
優花里「あの……危ないのは西住殿が負けるかもしれないという意味で、心臓が止まりそうで危ないというわけでは……」
しほ「客がボコファイターズを支持した理由はなんとなくわかるが…」
千代「そうね。両チームとも高いレベルの戦いをしているし、愛里寿に対するオレンジペコさんのアンサーはかなり有効だったわ。でも愛里寿の挑戦をみほさんが受けなかったことを『逃げた』と捉えた人がボコファイターズに声を上げたのでしょうね」
しほ「……気持ちはわかる。しかし2ON2である以上、そういった作戦を立てるのも勝負の内だ。仕方のないことではないか?」
千代「そうだけれど、やっぱり期待してしまうものよ。ただ、愛里寿は1バース目に『みほさんと戦うために…』云々を言わなかった。これはミスね。下手すると3バース目の言葉は苦し紛れのものだと思われて作戦負けする可能性は充分にあったから」
【ステージ】
オレンジペコ「……予想通り、私と愛里寿さんの相性は良かったですけど……」
みほ「私たちが勝負を逃げてるように見えて、お客さんがあっちを応援する空気になっちゃいましたね」
オレンジペコ「いえ、厳密に言えばまだ完全にその空気にはなっていません。でも……」
みほ「うん……次も同じ戦い方をしたらよほど差を付けない限り負けちゃいますね」
オレンジペコ「…………すみません」
みほ「え?なんで謝るんですか?」
オレンジペコ「私が作戦立案しましたから。最初から普通に戦っていれば……」
みほ「それは違います。オレンジペコさんの優勝したいっていう強い気持ちはすっごく感じたし、それに作戦も良かったと思います」
オレンジペコ「……ありがとうございます」
みほ「でも……次は今みたいにバースを分けないで、いつも通りの戦い方にしませんか?」
オレンジペコ「はい。私もそれがいいと思います」
みほ「よかった」ホッ
みほ(これで愛里寿さんの想いにも応えられる。それに……)チラ
オレンジペコ「よし…」グッ
みほ(オレンジペコさんと2人でここまで勝ち上がってきたんだもん。そのやり方で優勝したい!)
役人「それでは延長戦です!先攻後攻じゃんけんをお願いします!」
みほ「…………」
愛里寿「…………」
ジャンケンポン!
愛里寿「先攻」
役人「OK!では先攻、ボコファイターズ!後攻、MIH×O×RENGE!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルルッ!
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