116:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/20(日) 02:56:38.05 ID:EqKCwBbEo
千代「え?あ、ごめんなさい。次が愛里寿の試合だからカメラの設定を再確認していたの」
しほ「さっきも撮っていただろう?そのままでいいじゃないの」
千代「念のためよ。あ、そうそう、今の試合の感想よね?」
梓「はい。お願いします」
千代「バトル全体の流れでは、カルパッチョさんが初っ端に『いつでも脳みそフリースタイルモード』と、『末期症状』という曲のサンプリングから入った。その後も言葉を詰めつつ、ライミングを決めていく。ロサ・カリーナさんは1回戦とは違ってアニメネタを使わず、カルパッチョさんに寄り添うようにライミングしながら付いていく」
千代「対するツインテールショートヘアは、最初のバースは割とテンポを落として、アニメネタを使わないことに言及しつつ、聴きやすさと脚韻重視で返した。ビートに合わせたフロウで私的には高得点でした。結果はライム戦隊カリレンジャーに軍配が上がりましたが」
千代「ちなみに、ロサ・カリーナさんがお客さんから支持を得た理由の1つは、彼女の声質ね。高音域で、少し舌足らずなところもあるけれど聴き取れないほど滑舌悪くはない…」
千代「それに、ライミングが上手だというのも大きいわね」
華「あら?理由が1つとおっしゃったのに、2つ言われましたけど……一体何が起きているのでしょうか?」
沙織「しーっ!華!そういう時は思ってても口に出しちゃダメ!機嫌悪くなる人多いから!」
華「はあ……わかりました」
千代「………………大丈夫よ。私は機嫌悪くならない方の人ですから」ウフフ..
沙織「わわっ、ごめんなさい!」
沙織(……そう言って笑顔見せてるけど、本心では笑ってない方の人だよ……)
千代「…続けます。今はロサ・カリーナさんが支持された理由を粒立てて話しましたが、相手のナオミさん、アンチョビさんも決して劣るものではありません。内容のあるアンサーに加え、堅実なライミングと、完成度の高いチームですからね」
千代「今回勝敗を分けたのは、ロサ・カリーナさんの『でもコンビ組めただけで 気持ちがいいなんて満足しちゃってる 私は短足だけど このコンビで優勝までの道を進むするつもりだ!』というバイブスの籠もったラインと、『ライム戦隊の移動は戦車 拙者が運転者! 戦車道でも運転者! 弾 避けながら突き進んでんだ!』これね」
しほ「『その戦車 拙者が運転者』は、晋平太さんの有名なラインだったか」
千代「ええ。それをサンプリングし、しかもロサ・カリーナさんは戦車道で実際に運転手をしている。その上で『突き進んでんだ』と、戦車道で戦ってきた熱いバイブスにライミングが足された、このバトルで一番印象に残ったパンチラインだわ」
千代「審査員の判定が3対2なのは……どこを重視するかの問題ね。ツインテールショートヘアも、カルパッチョさんのライミングと、『優勝までの道を進むつもりだ』というロサ・カリーナさんの言葉に対して、『韻と言葉ぎゅうぎゅうで 詰め込みすぎてる 高望みがえげつないな 上を見過ぎてる』という、相手のテンポと発言を一瞬で読み取った、即興性の高いかなりのパンチラインを決めていますから」
しほ「なるほどな。バイブスを評価するか、アンサーがそのバイブスを上回ったと判断するか……審査員次第というわけか」
千代「ええ。それを言ったら毎回そうなのだけれど」フフ
ワァァァァ!!
沙織「あ!会長が出てきた!」
優花里「次の試合が始まるんですねぇ!是非勝ってほしいですぅ!」
千代「愛里寿……っ!カメラを……」ササッ!
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