37: ◆/97y8QDp8w[saga]
2017/08/17(木) 21:08:59.74 ID:nDsOg8QVO
男「それに、僕は屋上で一人きりで本を読むのが楽しみなんだ。充分楽しい放課後を過ごしているよ」
女「おぉ、男は活字を嗜むのか」
男(先生は、こいつ友達いないって言ってたのに……なんでこんな人懐こいんだよ。めんどくさい)
男「……あぁ、そういえば、ずっと気になって居たんだけど、女さんってどうしてそんな、侍のような話し方をするんだ?」
女「いやぁ、これには深くはなくとも、恥ずかしい訳があるのだが」
女「私の父方は、実は由緒正しい貴族の血が流れて居てな」
女「そして、私の父自身もやり手の青年実業家だったらしく、物心もつかぬ幼い頃は、私の家もそれなりに裕福な家だったと聞いた。私は、そんな父の事を小学生の頃に祖母から聞いて、尊敬していてな」
女「父の娘であることに恥じないよう、規律正しい話し方を、幼いながらに勉強しようとしたのだが」
男(お父さん、もう亡くなってるのか……深くは聞かないでおくか)
女「しかし、私は男のように活字の本を、当時は全く読めなくてな。資料として取り入れるものが、漫画やアニメなどしかなかったのだ」
女「そして、当時は敬語と謙譲語の違いがわからなくてなぁ……。気づいた時にはこのような話し方が定着してしまっていたのだ……にひひ」
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