奈緒「音楽性の違いが生まれたのはどう考えてもプロデューサーが悪い」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/16(水) 14:16:11.60 ID:59WFIRAZ0
加蓮「例えばだよ」

奈緒「はいはい、お次はなんだぁ」

加蓮「永遠の生が欲しくて、吸血鬼になったとします」

奈緒「えらい突拍子もないな、おいっ」

加蓮「体も強くなって、病気にかかったりすることもなくなり大満足。で、願い事が叶ったら、次の欲が湧いてきました」

奈緒「ほうほう」

加蓮「永い永い時間を、一緒に支え合いながら生きてくれるパートナーが欲しい……その相手として、Pがいいなと思ったわけ」

奈緒「すごい淡々と喋ってるけど、これ爆弾発言だよな。文春されたら色々とヤバいよな」

加蓮「でも、Pは人間です。すぐに死んでしまいます。なので一緒に生きてもらうために、彼にも吸血鬼になってもらうことにしました」

奈緒「Pの意思は!?無理矢理ぃ!?強制なのか!?」

加蓮「嫌がる彼は必死で抵抗します。ですが、所詮人間の力なので吸血鬼に敵うわけもありません。揉み合っているとワイシャツがはだけて、彼の男らしい筋肉質な首筋が露わになりました。こちらはマウントを取ってるので、あとは口を大きく開けて、本能のままがぶりといくだけ……だけど彼はアタシのことを信用しているので、心のどこかでは命乞いをすれば逃れられると高を括っています」

奈緒「私情入りすぎィ!もう例え話になってないんだけどぉ!」

加蓮「『加蓮、頼む……やめてくれ』。瞳を潤ませ、そう懇願してくるPが愛おしくて、もう我慢の限界です。見つめ合っているので、素直にお喋りできません。愛する人を化物に変えてしまう不安から、津波のような侘しさが押し寄せてきて、怯える自分もいます。しかし、ここまできてしまったら、あと戻りはできません……彼の中に脈々と流れる熱い血を、喉を鳴らしながら衝動のままにゴクゴクいくしかない──となれば、吸うでしょ」

奈緒「いや、吸わない……」

加蓮「いや、吸うって」

奈緒「吸わない」

加蓮「とか言ってるけど、凛はどう?」

凛「吸う」

加蓮「だよね。普通は吸うでしょ、我慢とかできるわけないし」


奈緒「………………」

加蓮「………………」

凛「………………」


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