奈緒「音楽性の違いが生まれたのはどう考えてもプロデューサーが悪い」
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19:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/16(水) 14:35:54.15 ID:59WFIRAZ0
奈緒「二人と同じでさ、Pもあたしのことイジってくるのは知ってるだろ。その度に、言葉責めみたいなことされるんだ。最初は恥ずかしいし面倒くさいしで嫌だったんだけど、次第に責められるのが癖になっちゃってさあ……あの声で辱められると背中がぞわぞわっとして、体の芯がカァッーっと熱くなって、へその下あたりがむずむずしてくるわけよ」

加蓮「……ほほう」

凛「良いね……ワクワクしてきた」


奈緒「で、その感覚が忘れられないから、わざと隙を作る……するとPは気を遣って、コミュニケーションの一環として、ちょっかい出してくれる。けど、ある日気がついちゃったんだよ──いじられなくても、責められなくても、あの声を聞くだけで昂ってる自分にっ!!」


加蓮「グッド!」

凛「やりますねぇ!」


奈緒「そうなったらもう、止められないだろっ!体の疼きも……!心の叫びも……!あいつが語る言葉、全部自分のものにしたいっ!他のやつに渡したくないんだよぉ!」


加蓮「わかるよ、奈緒!」

凛「感じる……これまでにない一体感……!今、私たちは離れたまま一つになった──!」

奈緒「凛、加蓮──あたしやったぞ!!」

凛「そう。その感覚こそ、音楽性が一致した瞬間だよ」

奈緒「これが……音楽性……!なんか良いな、こういうのって!」

加蓮「まだまだ道は長いけど、アタシたちなら走り切れるよね!」


奈緒「ああ、きっとできるよ!どんな道だって必ず……ん?あっ、電話だ──もしもし、P?えっ、今なにしてるかって……暇してるとこだけど、それがどうかしたのか?なにぃ、そ、それホントか!?嘘じゃないよな!行く、行くよ!絶対行くから、すぐ行くから!おう、ちゃんと待ってろよ、約束だからなっ!それじゃあ、またあとで!」


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