35:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 20:03:40.09 ID:g87vDnzR0
更新していいですか
36:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:19:47.54 ID:wW71kcUpo
いいよ
37:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 20:41:26.70 ID:g87vDnzR0
わーい
絢辻「あ、そうだ。橘君、この後少し時間あるかな?」
橘「えっ?」
38:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 20:42:09.88 ID:g87vDnzR0
そう思っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
絢辻「あれ、もう12時なんだ…そっか…」
39:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 20:56:21.19 ID:g87vDnzR0
橘「うーん、ごめんね、行きたいのは山々なんだけど遠慮しとくよ。」
絢辻「えっ…ど、どうして?」
橘「そろそろ唯の出かける支度が出来た頃だし家に戻らないといけないんだ。」
40:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 20:56:50.35 ID:g87vDnzR0
その時、私の頭の中は思考を完全に停止して何も考えることが出来なくなっていた。
橘「大学在学中に、高校の時から付き合ってた逢と結婚してさ。あぁ、逢ってのは七咲の事で…」
今の気持ちをどう形容していいのかわからなかった。
41:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 21:08:20.48 ID:9ao/SdcBO
ひぇー
42:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 21:09:05.65 ID:g87vDnzR0
橘「そんなわけでちょっと時間ないんだ、ごめんね」
少しでも期待してた自分が、舞い上がってた自分がどうしようもなく恥ずかしい。
絢辻「そう…なんだ。」
43:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 21:12:58.34 ID:g87vDnzR0
橘「そっか。それじゃあ、またね。」
絢辻「うん、またね。」
彼が遠ざかっていく。心も身体もほんの少し近づいたと思ったらその何倍もの距離が開いてしまった。
44:名無しNIPPER
2017/08/16(水) 21:15:08.53 ID:g87vDnzR0
冷静に考えればわかったはずなのに、だから彼はあの日来なかったのだから。
確かに恨んで生きてきていないと言ったのは事実だ。
でも彼は私を裏切っておいて幸せな家庭を気づいている。
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