1:名無しNIPPER
2017/08/13(日) 22:30:45.87 ID:3ibjEEpvO
ヒトナリ君は人見知りでしたが、たった一人だけお友達がいました。
タカヒト君という同い年の男の子です。
二人はいつも一緒。何処に行くにも手を繋いで歩くほど仲良し。
ヒトナリ君の母親はそんな二人を見ていつも微笑んでいました。
ある夏の日。
二人が川に水遊びに行った時のこと、ヒトナリ君は足を滑らせ流されてしまいました。
助けようとしたタカヒト君も一緒に流されてしまいました。
ヒトナリ君は助かりましたが、タカヒト君が見付かることはありませんでした。
ヒトナリ君は明くる日も明くる日も探しに行きましたが、タカヒト君を見付けることは出来ませんでした。
悲しみに暮れるヒトナリ君でしたが、ある日突然タカヒト君はお母さんに連れられて帰って来ました。
ヒトナリ君は大喜びしましたが、一つ気になることがあったのでお母さんに訊ねました。
タカヒト君をどこで見付けたの、と。
お母さんは困ったように微笑んで、警察の人が見付けてくれたのよと言いました。
二人は今日も一緒です。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2017/08/13(日) 22:33:03.86 ID:3ibjEEpvO
終わり。依頼出してきます。
3:名無しNIPPER
2017/08/13(日) 22:38:05.96 ID:tiYLaRBu0
>>2
7Res/1.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20