的場梨沙「世界で、一番のロリコンになって」
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1: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/08/13(日) 04:55:40.42 ID:Y2FCiwW5O
「じゃあみんな、気をつけて帰るんだぞ」

『はーい』

『先生さよなら〜』


 おわりの会のあいさつをして、今日も小学校の授業は終わり。放課後になったとたん元気になる男子とか、近くの席の友達とおしゃべりを始める女子とかを眺めながら、アタシはランドセルに教科書やノートをしまいこむ。

「梨沙ー、今日もアイドルの仕事?」

「うん。事務所にいって、レッスンしてくる」

「そっか、がんばってね!」

「ありがと!」

 アイドルを始めてから、学校の友達と遊ぶ時間は減っちゃった。でも、こうして応援されるのは、なんだかこそばゆくて、あとうれしい。

「じゃあ、また明日ね!」

「梨沙ばいばーい」

 ランドセルを背負って、教室を出る。廊下を歩きながら、今日のレッスンの内容を頭に思い浮かべる。
 昨日のダンスレッスンで、トレーナーに注意されたポイント。今日はちゃんとできるようにして、ぎゃふんと言わせてやるんだから!



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2: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/08/13(日) 04:56:52.23 ID:Y2FCiwW5O
「的場、また明日な」

「さよならー」

 玄関のところで会った体育の先生にあいさつをしてから、上履きからスニーカーに履き替える。晴におススメされて買ったんだけど、確かに動きやすいし足が疲れにくい気がする。運動が好きな子だから、そういう靴にも詳しいのね、きっと。
以下略 AAS



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