44:名無しNIPPER[saga]
2018/04/01(日) 21:18:34.97 ID:gReOmbqY0
光「方向は?」
−真直に!
光「分かった」
−......まて、気配は消えた
光「どういうことだ?」
−可能性は二つ、一つは誰の体に憑いていた
−もう一つは誰の死体を
光「死体......」
−......教室に戻ろう、もうすぐ授業の時間だ
光「......待て」
光「現場を再現してみる」
−おい......
光「......匂いがする、臭い匂い」
光「追われた人は女性、私と同じ歳だ」
悪霊残した匂いを使って
現場に残された痕を利用し、先まで遭ったのことを全て再現する映像を頭の中に映っていた
光「......消えた」
光「悪霊が追えていたターゲットは消えてしまった」
光「ここで......」
消えた場所は裏路地の壁、壁を触ってみたら
何の痕もなく、気配もない
そのまま消えた
光「......」
光「悪霊はここで......失望そうに、消えた」
−......
光「それはできるか? 神様」
−......あぁ、ある
−1950年、まだ扶桑という国の日本にいた
光「......」
−宮藤芳佳、ネウロイ大戦の英雄だった
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一閃の閃光は学校に上に止まっていた
「うくッ、うッ」
「付いたぞ」
「ありが......とう」
「......無事ならいい」
「......貴女は誰ですか、どうして私を」
「......ただの旅人よ、私は」
古い型のストライカーユニットを動かし
空の彼方に消えていく彼女を見て
少女は......心の中に
小さな夢を育って生まれた
「か、かこいい!」
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