翔太郎「学園艦?」フィリップ「ゾクゾクするね」
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87: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:45:59.99 ID:VjBoeORqo
路面を転がった先で顔を上げた照井の目に映ったのは、T2メモリを片手に弄ぶ怪人の姿だった。
照井「貴様、最初からそのつもりで!」
ブリッツOL「そうだ。言ったろう、私の目的は君じゃない、メモリだとな」
88: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:47:23.28 ID:VjBoeORqo
ここまで
照井の戦いが長くなってしまいましたが戦車戦もやるのでご安心ください
レス励みになっております
ありがとうございます
89:名無しNIPPER[sage]
2017/09/13(水) 23:08:58.45 ID:HWAIup4VO
黒森峰勢強過ぎない?って思ったけど、むしろブリッツメモリが強過ぎるのか(ランバ・ラル感)
90: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/19(火) 21:21:40.62 ID:uHmyh5YQo
検索を終えたフィリップは、瞑目を解いて壁面のホワイトボードに向かう。
フィリップ「まずブリッツメモリについてだが、単なる電気のメモリではない」
翔太郎「違う? でも俺は確かにビリビリを食らったぜ」
91: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/19(火) 21:22:09.76 ID:uHmyh5YQo
みほ「あの、話の続きは……」
二人「「あ。」」
フィリップ「全く、キミたちのほうがよっぽど子供じゃないか」
92: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/22(金) 21:25:42.76 ID:+nuzc3Blo
優花里「電撃戦の定義には諸説ありますが、狭義においては第一次世界大戦後に確立された装甲部隊を中心としたドクトリンのことを言います」
亜樹子「ドクトリン?」
優花里「ああすみません、軍事理論、指導方針のようなものだと思ってください」
93: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/22(金) 21:26:10.49 ID:+nuzc3Blo
優花里「というわけで、戦車と大量の無線機により、敵の弱点の把握と即時撃破を可能にした画期的戦術なんです」
みほ「簡単に言うと、戦線をえいやっ! て突破して敵が混乱してる隙にボコボコにしちゃう感じです」
優花里「流石西住殿、簡潔にまとめる力も一流です!」
94: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/22(金) 21:26:41.53 ID:+nuzc3Blo
フィリップ「わかった。この電撃戦の記憶だが、僕たちが戦って感じた電気を操る能力の他に、機動力、防御力も大きく強化されるものだ」
翔太郎「確かに、ルナトリガーの誘導弾が全然通用しなかった」
亜樹子「速くて硬いって、ズルいじゃん!」
95: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/22(金) 21:27:09.32 ID:+nuzc3Blo
みほちゃんは俺たちを見回すと、少し呼吸を整えて話しだした。
みほ「電撃戦の特徴として先程優花里さんが言ったこと、その一つに通信網の整備ということがあったと思います」
翔太郎「ああ、確かそう言ってたな」
96: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/22(金) 21:27:49.12 ID:+nuzc3Blo
彼女の言葉に対しフィリップは大仰に頷く。
フィリップ「素晴らしい。その通りだ。そしてキミの説明は最後の一ピースをはめることで完成する」
優花里「通信網を活かすには指令を出す人物が必要。つまり指揮官……」
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