翔太郎「学園艦?」フィリップ「ゾクゾクするね」
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82: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:40:34.21 ID:VjBoeORqo
ブリッツOL「徹甲弾」
敵の行動は至ってシンプルだった。
曲げた脚を伸ばして跳躍、そして引き絞った右拳でアクセルに殴り掛かる。
ただ、その一連の動作が恐ろしく速い。
83: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:41:39.01 ID:VjBoeORqo
アクセル「まだだ……」
ブリッツOL「しぶといな。私の用件はメモリの回収で君を痛めつけることではないのだが」
アクセル「お前は重要参考人から容疑者に変わった。逃がす訳にはいかない」
84: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:42:21.92 ID:VjBoeORqo
アクセル「はあああっ!」
ブリッツOL「速い! しかも熱を持った斬撃だと……!」
敵もナックルガードで刃を受け止めるが、それに構うこと無く、がむしゃらに剣を振るい続ける。
85: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:44:45.99 ID:VjBoeORqo
アクセル「それを、待っていた」
仮面ライダーは片手剣のトリガーを引く。
『エレクトリック!』
86: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:45:22.27 ID:VjBoeORqo
剣戟と打撃、スピードに優れた両者の戦いは激しさを増していく。
金属音と破裂音が鳴り続き、やがてどちらからともなく距離を取った。
アクセル「そろそろ終わりにするとしよう」
87: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:45:59.99 ID:VjBoeORqo
路面を転がった先で顔を上げた照井の目に映ったのは、T2メモリを片手に弄ぶ怪人の姿だった。
照井「貴様、最初からそのつもりで!」
ブリッツOL「そうだ。言ったろう、私の目的は君じゃない、メモリだとな」
88: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/13(水) 18:47:23.28 ID:VjBoeORqo
ここまで
照井の戦いが長くなってしまいましたが戦車戦もやるのでご安心ください
レス励みになっております
ありがとうございます
89:名無しNIPPER[sage]
2017/09/13(水) 23:08:58.45 ID:HWAIup4VO
黒森峰勢強過ぎない?って思ったけど、むしろブリッツメモリが強過ぎるのか(ランバ・ラル感)
90: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/19(火) 21:21:40.62 ID:uHmyh5YQo
検索を終えたフィリップは、瞑目を解いて壁面のホワイトボードに向かう。
フィリップ「まずブリッツメモリについてだが、単なる電気のメモリではない」
翔太郎「違う? でも俺は確かにビリビリを食らったぜ」
91: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/19(火) 21:22:09.76 ID:uHmyh5YQo
みほ「あの、話の続きは……」
二人「「あ。」」
フィリップ「全く、キミたちのほうがよっぽど子供じゃないか」
92: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/09/22(金) 21:25:42.76 ID:+nuzc3Blo
優花里「電撃戦の定義には諸説ありますが、狭義においては第一次世界大戦後に確立された装甲部隊を中心としたドクトリンのことを言います」
亜樹子「ドクトリン?」
優花里「ああすみません、軍事理論、指導方針のようなものだと思ってください」
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