翔太郎「学園艦?」フィリップ「ゾクゾクするね」
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20: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:55:17.92 ID:z5jdHHQLo
俺の変身が完了すると同時に、フィリップの体が路面に倒れ込む。
代わりに立ち上がるのは潮風にマフラーをたなびかせる漆黒と鮮緑のライダー、仮面ライダーWだ。
フィリップと俺は今、文字通り一心同体になっている。
ドーパント「ナンダ、オマエラ?」
21: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:55:45.40 ID:z5jdHHQLo
何やら喋っている少女たちに外傷が無いのは見て取れた。
ドライバーに挿入されたのは素早さに優れるサイクロンと格闘戦に特化したジョーカー。
仮面ライダーWの基本フォームであり、俺たちがもっとも得意とするスタイルだ。
W「行くぜ。はぁっ!」
22: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:56:17.83 ID:z5jdHHQLo
W(翔太郎)「何だ今の、毒か?」
W(フィリップ)「相手の能力がわからない。接触は避けたほうが良さそうだ」
W(翔太郎)「よーし、それなら」
23: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:57:11.49 ID:z5jdHHQLo
ドーパント「アー、グゥアア!」
W(フィリップ)「効いているようだ」
W(翔太郎)「よーしフィリップ、このままメモリブレイクだ」
24: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:57:40.38 ID:z5jdHHQLo
『サイクロン! マキシマムドライブ!』
W「トリガー、エアロバスター!」
ドーパント「アアアアアアア!」
25: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:58:11.28 ID:z5jdHHQLo
華「やりました!」
優花里「我々は見ていただけですが……」
俺たちは変身を解除し、被害者の女学生二人から話を聞くことにした。
26: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:58:44.75 ID:z5jdHHQLo
華「あら、怪物が爆発した跡からどなたか……」
優花里「あの制服! 黒森峰ですよ!」
翔太郎「黒森峰? って、確か」
27: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 14:59:12.62 ID:z5jdHHQLo
フィリップ「僕たちは、二人で一人の探偵さ」
翔太郎「そんでもって風都を守る仮面ライダーなんだけど……一応秘密で頼むわ」
華「わかりました」
28: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 15:00:01.07 ID:z5jdHHQLo
翔太郎たちと別れ、刃野刑事に保護された二人は風都警察署に移動した。
そこでは亜樹子の夫である照井竜(てるいりゅう)が任意の事情聴取を進めていた。
照井「なるほど、二人で自由行動をしていたら突然現れたドーパントに襲われた……」
29: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 15:00:34.97 ID:z5jdHHQLo
杏「五十鈴ちゃん、秋山ちゃん、大丈夫だったぁ?」
華「ええ、仮面ライダーさんに助けていただきましたので」
優花里「すごかったですよね、仮面ライダー!」
30: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 15:01:00.33 ID:z5jdHHQLo
照井が事務所を訪ねてきたのは、少し経ってからだった。
照井「左、依頼だ」
翔太郎「おう照井、そろそろ来る頃だと思ってたぜ」
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