翔太郎「学園艦?」フィリップ「ゾクゾクするね」
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10: ◆naranciafLZ1[saga]
2017/08/12(土) 06:14:33.84 ID:z5jdHHQLo
翔太郎たちが去った後、風都ホテルでは二人の少女が西住みほを待ち構えていた。
沙織「あ、みぽりん! どこ行ってたの! 心配したんだからね」
武部沙織、社交的なイマドキの女子高生である。
料理と美容の事ばかり考えている一方で『戦車道』のポジションは通信手。
アマチュア無線の免許を取った努力家でもある。
みほ「沙織さん、ごめんなさい。ケータイの電池切れちゃって地図も見れなくて」
沙織「そうだったの! 無事に着けてよかったよぉ」
みほ「うん。親切な探偵さんに案内してもらえたから」
みほは翔太郎に渡された名刺を差し出した。
沙織「探偵? なになに、鳴海探偵事務所、左翔太郎。なんかすごそうだね!」
麻子「おい沙織、そのへんにしてやれ。西住さん困ってるだろ」
冷泉麻子、常に眠そうにしているが学年主席の天才である。
物覚えがよく『戦車道』のポジションは操縦手。
どんな戦車もマニュアルを読んだだけで動かせる脅威のドライブテクニックを有する。
沙織「麻子! わかったわよ。じゃ部屋に行こっ」
みほ「うん。修学旅行かあ、どんなお部屋かなあ」
麻子「特に変わったところのないちょっとばかし高級なホテルの部屋って感じだ」
沙織「麻子!」
みほ「あはは……」
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