83: ◆61/.RjEPQQaA[saga]
2017/11/20(月) 07:37:57.34 ID:ToeZZ3J4O
飛龍「やっぱりこの付近には深海棲艦もいないね」
瑞鶴「そうだね。やっぱり向こうも近くに私達の鎮守府があるのを分かってるんだろうね」
飛龍「もう少しだけ、見回って最後に索敵機飛ばして終わろ?」
瑞鶴「うん」
ーーー
ーー
ー
提督「終わらん…」
提督「いつもなら次の仕事に取り掛かってる頃だぞ…」
提督「…大淀に手伝って貰うか?」
提督「いやいや、そんな事すれば昨日の演技が無駄になる」
提督「…瑞鶴の存在が大きかった事を再確認させられるな」
提督「ブツブツ言ってたって始まらない。執務を続けよう」
「」コンコン
提督「…?どうぞ」
蒼龍「失礼しまーす…」
提督「蒼龍か…どうした」
蒼龍「え、あ…っと、あ、あのね?」
提督「?」
蒼龍「昨日、飛龍が泣いて部屋に帰って来たから何かあったのかな…って思って」
提督「……」
蒼龍「飛龍凄い辛そうだった。「いっその事沈んでやる!」とか言い出して…」
提督「……なに?」
蒼龍「ねぇ、何があったの?」
提督「……」
蒼龍「……」
提督「何も無かったよ。俺は少なくとも知らないな」
蒼龍「…そう、分かった。ありがとう」
提督「あぁ。もうすぐ定期巡視から帰って来る頃だから迎えに言ってあげたらどうだ?」
蒼龍「うん…そうする」
蒼龍「…嘘つき」ボソッ
提督「……」
蒼龍『飛龍凄い辛そうだった。「いっその事沈んでやる!」とか言い出して…』
提督「本気じゃ……ないよ、な?」
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