33: ◆61/.RjEPQQaA[saga]
2017/08/11(金) 23:42:33.49 ID:E0A251t30
31スレ目の部分が抜けてるんでこれっす。
あの後、○○提督は全艦娘に謝罪した。でも許した人なんか多分いないと思う。みんな、仲間や姉妹を○○提督に殺された様なものなんだから。
提督さんも提督さんで、鳳翔さんの解体申請の撤回や何十もの艦娘の異動申請で忙しかったみたい。
私はあの騒動から後も赤城さん達に会っていない。お互いどう接するべきなのか分かってなかったんだと思う。
そんな中で今日、この鎮守府に着任する艦娘全員が揃ったから提督さんから言葉をもらった。
提督「まずは君達に謝ろう。○○提督の件については本当に申し訳ない」
艦娘達が密かに騒めいているけど…もしかしたら提督が頭を下げるのが彼女達にはあり得ない事なのかも知れない。
提督「今後、2度とこんなことがない様に大本営の監視も厳しくするつもりだ」
提督「そしてここに着任する君達に俺の考えを聞いてもらいたい」
そこで提督さんはマイクを地面に置き、声を張って話し始めた。
提督「俺は君達を人間と何ら変わらないと思っている!君達にも体が…心が…そして命がある!」
提督「なのに世間は君達の事を兵器としか見ていない!俺はそれがもの凄く腹立たしい!」
提督「俺は君達の存在がいかに尊いかを世間に伝えたい!だが今の俺が吠えてもすずめの涙も無いくらいの影響しか及ぼせない!」
提督「だから俺は海軍のトップに立ち世間のこの考えを…腐った考えを変えたい!俺がトップに立つには君達の力が必要不可欠なんだ!」
提督「だから君達の命を俺に預けて欲しい!代わりに俺は君達を必ず…絶対に…命を落としてでも守るつもりだ!」
提督「信用出来ないかも知れない!だか当然だ!それ程君達に深い傷を負わせたんだから!」
提督「でも…もしも…もう一度君達が俺を信じてくれるなら預けてくれないか…?俺はこの言葉を証拠として絶対に有言実行してみせる!」
提督「…以上だ」
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