30: ◆61/.RjEPQQaA[saga]
2017/08/11(金) 20:23:27.25 ID:E0A251t30
○提「な、これはどういうことだ…?」
提督「こういう事もあるかなと思って先に貴方の所の艦娘達の気を失わさせてもらいました」
○提「貴様…こんな事して後でどうなっても知らんぞ!」
提督「あぁ。その点に関してはご安心をーー」
○提「?」
提督「今からこの部屋に砲撃が飛んで来ますんで後なんて無いですから」
○提「…んな??」
瑞鶴「え…??」
提督「…ん?そんなに驚く事ですか?死ぬだけですよ?」
○提「何を馬鹿げた事を言っているんだ!」
提督「馬鹿げた?ふふ…艦娘を殺す命令を下しておいて自分が死ぬ事は考えてないとは驚きですね」
○提「貴様…!ここで死んだらこの鎮守府の指揮を誰が取るんだ!」
提督「…いっそのこと深海棲艦に明け渡します?死ぬんだったら最後に大本営を裏切りましょうよ!」
瑞鶴「ち、ちょっと提督さん本気なの!?」
提督「当たり前だろ?でもまぁ、瑞鶴はせっかく無事だったのに死ぬのはおかしいな…」
提督「○○提督さんも死ぬのやめますか?」
○提「あ、当たり前だろ!」
提督「そうですか…じゃあ今から2つの条件飲んでくれますか?」
○提「な、なんだ早く言え!」
提督「1つ目。私のお願いした艦娘の異動を許可してもらうこと。2つ目。貴方の提督業からの退任。」
提督「この2つを守ってください。良いですか?」
○提「ふ、2つ目は勘弁してくれ!」
提督「えー?どっちかと言うと2つ目の方が優先なんですけど…それにーー」
提督は〇〇提督の目の前まで近づいた。
提督「てめぇみたいなヤツが艦娘の上に立つ資格なんてねぇよ」
○提「…ひ…!」ゾクッ
瑞鶴「て、提督さん?」
提督「と言うわけで条件呑んでくれますか?」
○提「あ、あぁ…分かった」
提督「…これで気は晴れたか瑞鶴?」
瑞鶴「まだ一つあるよ…」
提督「…なんだ?」
瑞鶴「鳳翔さんに…赤城さんに…みんなに謝って」
○提「な、なんだと?艦娘の頼みなんぞだれが「あー、瑞鶴間違って爆撃しちゃいそうだなー!」…ひっ…!わ、分かった分かった!」
瑞鶴「じゃあ今すぐして来てね!」
○提「ひ、ひぃ〜〜!」ドタドタ
提督「…お前も鬼だな」
瑞鶴「提督さんこそ!」
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