提督「今も昔も変わらないよ」瑞鶴「そうだね」
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11: ◆61/.RjEPQQaA[saga]
2017/08/11(金) 01:54:04.57 ID:E0A251t30

瑞鶴「……ん…」

私が目を覚ますと最初に映ったのは建物の天井だった。

大淀「目が覚めましたか?」

瑞鶴「大淀さん…ってあれ?ここ鎮守府じゃ…ない?」

大淀「えぇ…ここは××鎮守府。あなたの配属されてる場所とは異なります」

瑞鶴「なんで私ここに………あ…!」

(思い出した…私は…赤城さん達に…!)

大淀「とりあえず今、提督を呼んできますね」

瑞鶴「…えぇ…」
ーーーー
ーーー
ーー

提督「具合は大丈夫か?」

瑞鶴「…はい。大丈夫です」

提督「それなら良かった…ところでなんであんなにボロボロだったんだい?」

瑞鶴「………!?そ、それは……」

提督「……?」

瑞鶴「と、途中で深海棲艦と交戦して…囮になったんだ…」

提督「そうだったのか…なら助かって良かったな!今、君の鎮守府に連絡するからどこかおし「いや!!」…ッ!?」

瑞鶴「ハァ……ハァ…!」

提督「お、おいどうしたんだ!?」

瑞鶴「…ごめんなさい。もうちょっと私の鎮守府には連絡するの待ってもらえないかな?」

提督「あ、あぁ…大丈夫だけど」

瑞鶴「ありがとう…」
ーーー
ーー

大淀「どうでした彼女?」

提督「身体は大丈夫なんだけど…何だか訳ありそうだね」

大淀「訳あり…ですか?」

提督「うん…元の鎮守府を聞こうとしたら息が荒くなったんだ…」

大淀「そうですか…」

提督「うーん…どうしたんだろうねあの娘…急にあそこでーー」

大淀「…?どうしました?」

提督「大淀…他の鎮守府の轟沈及ビ行方不明報告者の瑞鶴を調べて貰えるかな?」

大淀「…大丈夫ですけどどうしたんですか?」

提督「…いや、少し…ね」

ーー
A提督『最近、艦娘を自分達で沈ませる提督がいるらしいぜ?』

提督『え、なんで?解体すれば良いんじゃ?』

A提督『さぁ…解体するのには大本営への許可とか色々いるからな…それが面倒なんじゃないか?』

提督『へぇ…無茶苦茶するヤツが居るんだな』

A提督『お前の一番嫌いなタイプだな!』

提督『あぁ、そんなヤツ取っ捕まえてやるってんだ!』

ーー

提督「…あの瑞鶴がもしかすると…な」


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