85: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/08/10(木) 22:29:29.45 ID:ruYDhYkCo
提督「それで、村雨は魚市場も開きたいそうだが、他のみんなはどんな事がやってみたいんだ?」
曙「……そうね、私は釣り教室を開こうと思ってるわ。同じ趣味の仲間が増えたらやっぱ嬉しいし」
曙「釣りは良いわよ。……クソ提督は知らないと思うけど、艦娘にとって海ってのは戦場なわけだし、海が嫌いっていう娘も意外といるんだけど……」
曙「そんな私たちにとって怖くて危険な海も、釣り糸を垂らしている間だけは穏やかな顔を見せてくれるの。それに、釣りは四季折々の――」ペラペラ
提督「……潮はどうなんだ?」
潮「わ、私は曙ちゃんについてきた感じなので、決まってなくて……すみません」
雷「大丈夫、釣りに詳しくなってきたら、きっと自然とやりたい事が見つかるはずよ!」
村雨「そうね。せっかく釣りに興味を持ってくれたんだし、手取り足取り教えてあげる♪」
潮「お、お願いします!」
雷「ちなみに、私は最近磯釣りに力を入れてるから、磯釣りのコーナーを作ろうと思ってるわ!」
利根「吾輩はそうじゃな……特に無いのじゃが、強いて言うなら売り子をしてみたくてな!」
提督「よし、大体の方針はこれで決まったが、店舗の完成まではだいたい1ヶ月くらいかかる予定だ」
提督「釣具については、釣具協会に要請したら『釣りを楽しめるのは艦娘の皆さんのおかげ』と、格安で提供してくれる事になった」
村雨「艦娘冥利に尽きるってものね♪」
利根「なんと!泣かせることを言ってくれるのう」
提督「釣具協会の全面協力があるから品揃えに関しては心配する必要はないが、その分釣り教室や魚市場の方に力を入れて欲しい」
提督「それから、喫茶店の時にも話したんだが、この店は艦娘にとっては世界で唯一の釣具店になるだろう」
提督「鎮守府中の艦娘を釣り好きにするくらいの気持ちで頑張ってくれ!」
一同「はい!」
曙「――知識と、それに基づいた準備、そして技術によって魚を陥れる……その瞬間がたまらないの!!釣りは頭脳戦と言っていいわ。だからクソ提督にも案外向いて――」ペラペラ
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