469: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:45:14.05 ID:/tplOVdMo
焼肉店の質:95+67+32=194
阿賀野:95 高級肉
球磨:67 肉のバリエーション
能代:32 野菜
470: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:45:46.58 ID:/tplOVdMo
提督「長月はどうして焼肉店を?」
長月「私は……その、職人というのに興味があってな。志願させてもらったんだ」
長月「高い技術力と豊富な知識を持ち、それでいて一切の妥協を許さない。その姿に感銘を受けてな」
471: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:46:26.27 ID:/tplOVdMo
提督「ところで、『店長』は高級肉を主に扱う焼肉店にしたいそうなんだが……」
提督「他の4人もやりたい事やこだわりたい事があるなら、今のうちに言っておいてくれ」
能代「うーん、それなら私は野菜に力を入れてみようかな?」
472: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:47:41.90 ID:/tplOVdMo
提督「球磨はなにかあるか?」
球磨「ふふふ〜ん♪ 球磨は知っているクマ。この鎮守府のお店には共通点があるクマ」
磯風「共通点?」
473: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:48:30.61 ID:/tplOVdMo
提督「よし、これで大雑把にだが方針が決まった訳だし、こちらでも準備を進めておく」
一同「はーい!」
提督「まずは店舗自体の準備が必要だから、できるだけ早く内装を考えて案を提出してくれ」
474: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:49:28.38 ID:/tplOVdMo
――開店一週間前――
提督「さて、焼肉店の視察を始めようか」
475: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:50:24.13 ID:/tplOVdMo
提督「まあいい、取り敢えずメニューを見せてもらうぞ」
吹雪「やっぱりたくさん種類がありますね。あっ、鹿のお肉までありますよ!」
提督「高級肉と言うだけあって、それなりに値段設定は高めなんだな」
476: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:51:24.39 ID:/tplOVdMo
長月「失礼するぞ。おしぼりとお冷を持ってきた」
長月「……そして、これが焼肉のタレだ」コトッ
提督「おぉ、これが長月の言っていた秘伝の――」
477: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:52:06.92 ID:/tplOVdMo
磯風「今回使う炭は材料にも拘っていてな。私が自分で焼いた炭なんだ」スッ
提督「……なんだその炭の形は?」
吹雪「もしかして、こっちは魚の形かな?」
478: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:53:25.86 ID:/tplOVdMo
磯風「……私は料理について研究している内に、ある事に気がついたんだ」
磯風「料理は味も重要だが、栄養が無ければ食べる意味など無いのだと」
磯風「焼肉店で摂取できる栄養は、肉のたんぱく質や脂質、野菜のビタミンなどに偏りがちだ」
479: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/09/23(土) 04:56:10.51 ID:/tplOVdMo
提督「……それにしても、煙が出すぎじゃないか?」
吹雪「ゲホゲホッ、た、たしかに、排煙ダクトが煙を吸いきれていないような……」
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