161: ◆df7m4bsNCU[saga]
2017/08/14(月) 13:25:29.57 ID:PRfC2VwDo
提督「絵本、海外の書籍、小説と来たが、霧島はどんな本が好きなんだ?」
霧島「ハードカバーの書籍全般です」
提督「えっ?」
霧島「ですからハードカバーの書籍全般を……」
提督「ハードカバーって、本のジャンルじゃなくて本そのものの作り方の一つだよな?」
提督「もしかして、俺が知らないだけでそういうジャンルがあったりするのか?」
霧島「いえ、硬い表紙のハードカバーで合ってます」
提督「……そうか、だが何故霧島はハードカバーの本が好きなんだ?」
霧島「よく聞いてくれました、司令!」
霧島「いいですか司令、表紙や装丁が頑丈であるということはどういう事だと思います?」
提督「えーっと、中身に傷がつくと困る……とか?」
霧島「その通り! つまり、ハードカバーの本は重要な本であるという事の証左なんです!」
霧島「それに、鎮守府で近頃『薄い本』などというけしからん本が流行っている始末」
霧島「私は軟弱な本に興味はありません! 薄い本なんてもっての外です!!」
漣「えぇ〜……漣は薄い本もいいと思うんだけどなぁ……」
霧島「考えてみてください。もし本を読んでいる時に、深海棲艦に襲われたとします」
霧島「もしその時に読んでいたのが薄い本だと、そのまま深海棲艦にやられてしまうでしょう」
霧島「ですが、ハードカバーの本なら深海棲艦の頭をかち割る事が可能なので、無事に生還出来るのです!!」
提督「あ、あぁ……」
霧島「やはり、ハードカバーの本こそ最も優れた本と言えるでしょう!」
提督「そうか、俺にはよく分からんが頑張ってくれ……」
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