7: ◆uYNNmHkuwIgM[sage saga]
2017/08/06(日) 17:41:49.30 ID:oOCecuP20
そんなこんなでジタバタ抵抗したんですけど、すんなりシアター内に連れていかれちゃいました。
みんなに担がれながら見上げた天井は、あまり馴染みがありません。そっか、リニューアルオープンのために改装したんでしたよね。
私のいない間にシアターにもきちんと時間が流れていた。そんな当たり前の現実を知ってちょっぴりだけ感傷的になってたところに、奇声が聞こえました。
亜利沙「んほー!!!!!これはこれは琴葉ちゃんのセクシーショットですよ!!!!!亜利沙イケないことだってわかってますけど、溢れるパッションを抑えきれないですー!!!!!」
この声は亜利沙!!ということは嫌な姿を撮られちゃう!頭が警報を鳴らし始めた時、不意に亜利沙の声が止まりました。
のり子「琴葉おかえり!!さて、そんなおめでたい日に悪さを働く子は許さないよー」
桃子「琴葉さんおかえり。はぁ...亜利沙さん何やってるの?信じらんない...」
亜利沙「あぁー!これは違うんですよ!亜利沙は琴葉ちゃんのセクシーショットなんて撮る気は一ミリもなくてですね、これは単なるアメリカンジョークですよアメリカンジョーク!あぁ、でも蔑むようなのり子ちゃんと桃子ちゃん先輩の視線たまりませんね!こっちは写真に収めても問題ないですよねフヒヒでは、ハイチー」
朋花「静かに」
亜利沙「ひっ!」
朋花「琴葉さんおかえりなさい。それと、ダメですよ〜亜利沙さん、これはお仕置きが必要ですね〜」
亜利沙「ちっ、違うんですよ亜利沙ちょっと琴葉ちゃんが帰ってきてくれたことが嬉しすぎて調子に乗っただけで、いや、やめて、あれー」
どうやら亜利沙は朋花ちゃんに連れて行かれたみたいです。ふぅ、どうやら私のスカートの中は守られたみたいで安心しました。
って、私はいつまで担がれているのでしょう?
琴葉「ありがとう、でも、もうそろそろ降ろしてくれるともっとありがたいかな」
恵美「あー、そういやそだね。よーし、みんな!降ろしちゃおう!」
そーっと、優しく私を降ろしてくれるみんな。ようやく私は、自分の足で劇場に立てました。
31Res/25.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20