ある門番たちの日常のようです
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71: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/16(水) 00:59:32.18 ID:xMn+FauW0
( ФωФ)「まぁ、御託を並べはしたが貴様が、そして我が輩たちがやるべき事は変わらん。要は────」

( T)《────クソ雑魚ナメクジ深海魚を皆殺しにしろって事だろ?初めからそう言えば一回で済むっての》

( ФωФ)「ああ言えばこう言う奴だ」

………本当に、こいつは昔から変わらない。我が輩の所属する組織がまだ自衛隊“だけ”だった頃から、一貫して馬鹿で単純で筋肉教徒でB級(クソ)映画フリークでムカデ人間をこよなく愛するという致命的な欠陥嗜好を抱える社会不適合者だ。

だが一方で、小指の爪の先程だが「変わらない」事を尊敬する。

例え国から捨て駒のように扱われても、例え騙された挙げ句──騙され方は間抜けの一言に尽きるが──得体の知れない実験のモルモットにされても、例えそれらを全て背負った上で更に「提督」として艦娘達を率いることになっても。

奴は頑なに変わらない。変わろうともしない。

今まさに、「世界の命運」がかかっているような状況下においてすら、奴は相変わらずいつも通りだ。

('、`*川「准将。目標ポイント上空まで後15秒です」

( ФωФ)「────【Fighter】、時間である!!」

その真っ直ぐさが。迷いのなさが。

我が輩は、本当に極稀にだが羨ましくなる。








( T)《だから【Muscle】だっつってんだろ死ね》

( ФωФ)「なんでそこまで頑ななんだよてめえが死ね」

………いや、これ単に事の重大性が解ってないだけか?


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