445: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/22(日) 00:42:30.59 ID:oKNZ8oGNO
首相が上擦った声で驚愕の声を上げ、椅子からずり落ちる。アニメキャラクターのように大袈裟だが、言ってしまえばこれでも妥当どころか若干控えめなリアクションと言える。
なにせ、我が輩がわざわざ強調するような青葉と言えばあの筋肉達磨の鎮守府に所属する悪鬼羅刹しかいないのだから。
彡;(゚)(゚)「うせやろ……あの青葉がそんな大ダメージ受けるとか、ゾーマでもおったんか?」
( ФωФ)「ゾーマ如きがあの青葉を止められるのかは議論の余地がありそうですが、より厄介なものが………【バグ】が、来ていたと」
彡(゚)(゚)「……! なるほどな、納得したわ」
( ФωФ)「本人の証言や戦闘スタイルから察するに、おそらく例の重巡リ級eliteかと。向こうも無傷ではなかったようですね。青葉曰く中破に近い損害は与えたらしいであります」
何故突然ヨーロッパからロシアくんだりまで移動してきたのかは不明。だが、あの青葉と互角に渡り合える戦闘センスに深海棲艦としては豊かすぎる表情、わざわざ味方を囮にしておびき寄せてからのタイマンという見ようによってはこちらをなめているとしか思えない戦法などはアルカンタラマールやベルリンの情報で浮かび上がってきた同個体のイメージと酷似する。少なくとも偽物・見間違いの線は極めて可能性が低い。
( ФωФ)「寧ろ、良く中破で済んだと感心するところだったかも知れませんな。あのリ級eliteがどれぐらいで復活できるのかは解りませんが、しばらく動けないとしたら特に東欧連合軍の反攻作戦には大きな好機になります」
彡(゚)(゚)「はー……しかし予想以上にきっっっつい戦場やったんやな。こんなことならガス田開発の日本参画とГангутの譲渡以外にもロシアにふっかけとけばよかったわ」
(;ФωФ)「…………は!?」
今度は、我が輩が驚愕の奇声を上げる番だった。
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