ある門番たちの日常のようです
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298: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/22(金) 22:33:48.95 ID:VgaczIdP0
艦娘の艤装は、現代科学の粋を集めて作られたスーパーテクノロジーの塊だ。
“海軍”印の艤装となれば(謎の大爆発を起こす可能性がある点を除けば)世界最高水準の装備であり、例えば高所からの落下時や大口径砲の使用時に受ける衝撃の吸収機能などは一般的な艤装のそれを大きく上回る。

とはいえ、それでも吸収できる衝撃には“限度”というものがある。

軽巡洋艦とはいえ軍艦1隻分の弾薬が至近距離で爆発したことによって吹き飛ばされ、凄まじい速度で地面に叩きつけられた際の衝撃は当然限界値を大きく上回っていた。

「─────っあぐ!?」

空中で態勢を整え、何とか足から着地する。が、全身に走った激痛は艤装が軽減してなお並みの物では無く、意識が飛びかけて青葉の視界がぐらりと歪む。

『────………!!』

その様子を見てトドメを刺す好機と捉えたか、青葉が着地すると同時に爆煙の向こう側から敵は猛然と突撃を開始する。

実際、本来ならこれは英断だ。常人どころか、並みの練度なら艦娘ですら耐えることはできなかったであろうダメージ。奇跡的に意識を失わずとも、しばらくはまともに動くことすら困難になる。

「…………このっ、程度でぇ!!!!」

故に、意識を保つだけにとどまらず反撃に移れた、この青葉が規格外なのだ。

「ぐぅっ………!!」

『─────ッッッッ!!!?』

主砲撃によってただでさえ不安定だった姿勢は崩れ、青葉の身体は子供のでんぐり返りのように後ろへと一回転した。しかし突進してきていた敵影の方も今度こそ避けきれず、爆風と直撃弾の衝撃によって壁に当たったゴムボールのように来た道を跳ね返される。

再び、彼我の間に距離が開く。

ただしそれでも、交戦開始直後は150Mはあった間合いは、今や20Mほどまで詰められていた。



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