キョン「最近、生え際が気になる」
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12: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/08/05(土) 03:01:09.60 ID:vYgOB4Up0
【リビーング】

キョン妹「キョンハゲおそーい」

キョン「呼称が変わっている、そしてなぜワカメを持っている」

キョン妹「髪にいいって、おかあさんが」

キョン「心配がすぎやしないかっ!」

キョン妹「いらないの? 増えるよ?」

キョン「増えるのは水に浸したワカメであって髪じゃないから!」

キョン妹「あららー。おめぇー増えないのかークリリン」

キョン「悟空っぽく言ってもダメだから! つか、どこでそんな知恵身につけてきた!」

キョン妹「そういえば、キョンくんがお風呂にいってる間ずっと携帯が鳴ってたよー」

キョン「また唐突に話題転換を。……携帯? あれ、どこに」

キョン妹「はい、どーぞ。ツルッと滑らせないようにね」スッ

キョン「悪意を感じるぞ! 妹よ!」パシッ

キョン妹「それじゃあ、風呂はいろ〜っと」

キョン「ったく……ん?」

『新着メッセージあり。件数50』

キョン「なっ⁉︎ これは一体、な、なんだ?」ピッ

『佐々木 からのメッセージです』

キョン「……?」ピッ

『佐々木 からのメッセージです』

キョン「ちょっとまて。これって、全部、佐々木からなのか――」ピッピッピッピッ

『佐々木 からのメッセージです』

キョン「どうしたんだ一体。……ん?」

『長門 からのメッセージです」

キョン「長門? からは一件だけか。緊急だったらいけないし佐々木のメールから――」

佐々木『キョン、なにしてる?』

キョン「……」ピッピッ

佐々木『キョン、返事が遅れてるようだが。忙しいのだろうか』

キョン「なんだこれ……」ピッピッピッ

佐々木『僕は今、晩御飯を食べ終わったところだ』

キョン「細かい報告が、短文で。まとめて送ればいいのに。いや、そもそもなんでこんな」ピロリーン

『佐々木 からのメッセージです』

キョン「また。とりあえず、返しとくか。風呂にはいってた、送信、と。長門からはなんだろう」ピッ

長門『公園で 待ってる。Y.N』

キョン「はぁ? 公園? いつ?」ピロリーン

『佐々木 からのメッセージです」

キョン「まてまてまてまてっ。まさか、今? いや、だって今は9時だし。そんなはず――ありえねぇだろっ!」ガタッ


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