アナスタシア「流しソ連」 神崎蘭子「そうめんだよ」
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14:名無しNIPPER[saga]
2017/08/05(土) 00:35:55.01 ID:OmBVDc6xo

 「打ち水とテントは要るかなぁ……時間も夕方がいいか」

 「流転の白ごとき、我が腕の中でじっくりと料理してくれよう」
 (そうめんなら茹でますよー)

軽くホームシックに掛かったアーニャをよそに、二人は楽しげに計画を進めます。
見かねた蘭子が冷蔵庫から取り出したアイスを手に戻ってくると、アーニャに抱きつかれました。
暑い、暑いと言いながら、蘭子の表情は実に満更でもなさそうでした。

 「まぁ、何にせよまた明日かな。俺が手伝う事とかある?」

 「天幕と円卓を以て賓客を饗そう」
 (テントとテーブルの手配をお願いできますか?)

 「お安い御用さ」

 「アーニャ、やります。流しソ連……!」

 「そうめんだよ」

クーリッシュを両手で咥えながら、アーニャが空に浮かぶ太陽を睨みました。
すぐにまぶたを覆いました。
太陽を直接見てはいけません。天体観測の鉄則です。


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