【デレマス】白菊ほたる「雨の嫌いな私と、藍子さんとの帰り道」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/04(金) 20:03:38.00 ID:KH9kjux40

 叩きつける雨に合わせて、鼓動の音も早まる。
 雨の強い臭いで、彼女のシャンプーの匂いが薄まるのだけが心の余裕だった。

「藍子さん、迷惑じゃないですか?」
「いや、迷惑だなんて…… それに、困っていたら助け合うのは普通じゃないかな?」
「……ありがとうございます」

 雨足は、少しだけ弱まってきていた。

 なるべく濡れないように、ペースを合わせてゆっくりと歩く。
 肩を並べて、プラスチックの屋根の、狭い密室の下を。



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