一夏「俺、デブは嫌いなんだ」
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14: ◆y7//w4A.QY
2017/08/04(金) 00:38:33.76 ID:wVz2P5md0
【寮周辺】

シャルロット「ふぅ、ふぅ」タッタッタッ

セシリア「ふぅ、ふぅ」タッタッタ

シャルロット「あれ? セシリア」

セシリア「シャルロットさん。あなたもジョギングですの?」

シャルロット「う、うん、まぁ」

セシリア「やはり、一夏さんが太っている女性が嫌なのを気にして」

シャルロット「や、やだなぁ!たまたまだよ! たまたま!」

セシリア「誤魔化さなくても結構です。同室である貴女がこうしているということは、冗談ではないのでしょうね」

シャルロット「そうだね……」

セシリア「おあつらえ向きにベンチがあります。少し、座ってお話ししません?」

シャルロット「う、うん」スッ

セシリア「一夏さんが、[ピザ]が嫌いだというのは意外ではありました」

シャルロット「うん……」

セシリア「外見で判断するなど。……でも、少しお気持ちがわかります」

シャルロット「……」

セシリア「もし、一夏さんがとんでもなく、その、ブサイクな殿方だったらと思うと、私は好きになっていたかどうか……」

シャルロット「うん、それはそうかも」

セシリア「もちろん、一夏さんの良さは外見だけではありません。優しげな眼差しも、高身長な点も、スタイルもそれらは付加価値であり、心がキレイだからです」

シャルロット「……」

セシリア「でも、そうだとしても一夏さんにとって[ピザ]であることは“最低限クリアしなければいけない条件”なのでしょうね……」

シャルロット「うん……そう考えればしっくりくるね……」

セシリア「シャルロットさん!」ガシッ

シャルロット「な、なに?」

セシリア「協定を結びません⁉︎」


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