41:名無しNIPPER[saga]
2017/09/03(日) 13:30:52.42 ID:uPmb6hplO
家に帰ると、カーテンがわずかに開いていた。
はっとなって、急いで帰る。
窓辺にいたのは、お母さんだった。
「もお、焦ったじゃん……」
「ああ、ごめんごめん」
夕焼けが差し込んでいた。
もしかして、お母さんも見てたのかな。
ちょっと嬉しい。
「ねえ、見て見て」
「え?」
台所の方に連れていかれる。
机の上でエプロン姿のみすずが寝こけている。
「みす……」
「しー」
なに。
「急に生活も変わって疲れたのかも。そっとしておきましょう」
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