25: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/07/30(日) 23:04:00.14 ID:5KQCUH/HO
「……あ」
一つ、思い浮かんでしまった。
絶対に当たっていて欲しくない、最悪の解答。
でも、それなら不可能じゃない。
あり得なくは、ない。
……違う!
絶対に違う。
そんな筈がない。
そんな事があっていい筈がない。
理屈が通ってるからって、それが正しい訳じゃない。
確証もないのに、そんな下らない推理で不安を増やすなんて馬鹿げた事だ。
あり得ないし、あってほしくない。
そんな事考える暇あったら宿泊先探せ。
でも、何処かで。
心の何処かで。
気付いていたのかもしれない。
覚えていたのかもしれない。
だから、私は。
全てを確かめる為にプリデューサーに電話を入れて、ワンコールで切って。
それから、意識を手放した。
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