【艦これ】吹雪「大変です、司令官!」 キット「パート2突入です」
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名無しNIPPER
[saga]
2019/07/19(金) 22:52:36.75 ID:JV+j7YnR0
夕立「分かったわ!」
時雨「今度は何だい?」
夕立「板長さんは自分の背中に包丁を刺して自殺を図ったのよ!」
若女将(この調子で何とか誤魔化せれば・・・)
山城「自分の背中に包丁をってどうやってそんな器用なことをするのよ」
夕立「何かトリックがあるっぽい!」
提督「見たところ何かを仕掛けていた様な痕跡は見当たらないが」
夕立「本人が証拠を隠滅したっぽい!」
吹雪「隠滅って・・・。この状況だと無理じゃないかな?」
夕立「例えば糸を使って天井から包丁をぶら下げて、刺さった後で急いで糸を解いて飲み込んだ。アリだと思います!」
扶桑「なるほど。その方法なら・・・」
山城「いくらなんでも無理がありますよ、姉さま」
扶桑「そうね、やっぱり無理があるわね」
提督「そもそも天井にフックとか見当たらないが」
若女将(何とかして板長が自殺を図った方向に持っていかないと)
提督(さっきから若女将の様子がおかしいな)
-エントランスホール-
刑事「従業員の方々と宿泊されている方は全員集まってもらえましたね?」
女将「はい。従業員一同とお客様全員で間違いありません」
刑事「それにしても提督さんと艦娘の皆さんにこんな所で会うなんて」
提督「提督?私は通りすがりの探偵です」
夕立「この人は提督さんではなく、科捜研の人っぽい!」
時雨「探偵って名乗ってるのに、科捜研だと無茶苦茶だよ」
吹雪「色々すみません」
刑事「これから一人ずつ話を聞かせてもらいます。えっと、探偵役の提督さん、協力をお願いできますか?」
提督「分かりました」
時雨(役って言われてるよ)
提督「真犯人はこの中に居ます」
一同「!?」
提督「名探偵と言われた、ばっちゃんの名にかけて!」
吹雪「前にもこんなことがありましたが、司令官のお婆様って探偵では無いですよね?」
提督「・・・」
刑事「まずは第一発見者である若女将からお願いします」
若女将「はい」
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