【艦これ】吹雪「大変です、司令官!」 キット「パート2突入です」
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418:名無しNIPPER[saga]
2018/03/02(金) 23:21:34.83 ID:lSMY5Yry0

キット「アドミラル、落ち着いてください。順番に整理してみましょう」フォンフォン

提督「確かにキットの言う通りか」

キット「昨日、いつもと違うことはありませんでしたか?」フォンフォン

提督「違うことねぇ・・・。いつもの時間に起きて、いつも通り仕事をして、いつもの様に風呂に入って、いつもと同じように寝・・・る前に酒を飲んだな。元帥から頂いた奴」

明石「そのお酒が原因じゃないんですか?」

提督「まっさかー、元帥からの贈り物だぞ?」

夕張「調べてみる価値はありますよ」

提督「そこまで言うならやってみるか。キット、分析を頼む」

キット「では、お酒を適当なグラスに注ぎ、アナライザーにセットしてください」フォンフォン

〜分析中〜

キット「アドミラル」フォンフォン

提督「何も出なかっただろ?」

キット「いえ、人体を幼児化させる物質が検出されました」フォンフォン

提督「ほらな。だから言っただろ?何も出な・・・今、何て言った?」

キット「俄かには信じられませんが、人体を幼児化させる物質が検出されました。飲んだ量が多ければもっと縮んでいたでしょう」フォンフォン

提督「バカな!そんなマンガの様なものが存在するはずが」

明石「そのマンガの様なものを造ったと私たちを疑ったのは何処の誰ですかねぇ?」

提督「悪かった」

キット「理論上は可能です。高度な技術と設備が無ければ不可能ですが」フォンフォン

吹雪「そうなると誰でも作り出せる訳では無いってことだよね?」

キット「はい。この様な物を簡単に生成できては大変なことになります」フォンフォン

提督「つまり、元帥からの贈り物だと思った酒は元帥からでは無かったということか」

師匠「そう考えるのが妥当だな。何かおかしな点は無かったのか?」

提督「そう言えば、同封されていた手紙が直筆では無く印刷した物だった。お忙しい方だから、秘書艦にでも代筆してもらったのだろうと思ったが」

師匠「この酒を贈った何者か、と言っても十中八九深海側の誰かだが、印刷した手紙を元帥の秘書艦の代筆と思うだろうと考えたのだろう」

吹雪「確かに元帥からの荷物を偽者が送ってきたとは思いませんよね」

大淀「宅配業者から受け取った時点で私が気付いていれば」

提督「まんまと引っかかってしまった訳か。大淀が悪い訳じゃない。自分を責めるな」

新提「解毒剤は造れるのか?」

キット「現在、シミュレーション中ですが、生成できそうです」フォンフォン

新提「とりあえず一安心と言ったところか。体は縮んでも中身はそのままなんだよな?」

提督「ああ、少々不便だが執務に影響は無い」


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