食蜂「さよならが迎えに来ること」
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40:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 21:10:19.77 ID:aDbJZUbB0



「上条さぁん」



振り返ると、食蜂は先ほど少年が座っていた斜面に腰掛け、こちらに手招きをしていた。



「ちょっとだけ、お話しない? ほんの10分ほど」



その問いに、上条は戸惑いつつもポケットの中から携帯を取り出す。花火が上がるまで後37分。美琴を探す時間を加味しても、まだ大丈夫かと思った彼は彼女の側に腰掛けた。



そんな彼らの様子を、鉄橋の陰に隠れて見ている人物がいた。





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