姫「ねえ、どうして私を助けたの? 勇者様」
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/07/23(日) 22:54:46.74 ID:f1UEy4hQo

姫「お父様!」

王「姫!?」

姫「私、傷物になんてされていないわ!」

姫「ただ閉じ込められて、着飾らせられて、まるでお人形のように観賞されていただけだもの」

王「いくらおまえがそう言っていても、猜疑心の強い貴族共は誰も信じないのだよ」

姫「そんな……じゃあ、私……これから一体どうすれば……」

王「男に攫われた女は、助けられても後ろ指をさされてしまう運命なのだ」

王「我が娘よ、可哀想に……」

姫「なら助けなければよかったじゃない!」

王「魔族の巣窟で、おまえが怖い思いをしていると思うと、助けずにはいられなかったのだ」

王「……大丈夫だ。もう命の危険はない。父がおまえを守ってやる」

姫「大丈夫じゃ……ないじゃない……」


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