モバP「終わりから始まるヒナの物語」
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9:名無しNIPPER[saga]
2017/07/23(日) 19:18:33.87 ID:qTd8CkOQ0
みりあ「お邪魔します!……わ〜、すごい眺め……」

春香「そう……この広い会場にいる数多のアイドル。そのトップが今の君だ……誇りたまえ……」

貴音「そして、みなのもの!触れ伏しなさい!姫の御出座ですっ!!」

千早「…………。改めておめでとう、赤城さん。この二人は気にしないでね」

春香「千早ちゃん!?」

貴音「千早っ!!」

千早「しっ!!」

春香・貴音「「!」」

みりあ「あはは!ありがとうございますっ!!」

千早「今の率直な気持ちを聞かせてもらえますか?」

みりあ「はい!先ほど春香さんがアイドルのトップだと言ってくれましたが、先代の方々を筆頭に、遥か高みで輝いてるたくさんの星をまだまだ見上げるばかりです。運良くこの賞を頂けることになりましたが、そんな皆さんに恥ずかしくないように、そして驕ることなく更なる飛躍を目指し精進していきたいと思っています!」

貴音「しっかりとした答えですね。慎み深さの中に確固たる決意を感じます」

千早「えぇ、良い意識の持ち方です。大賞を受賞したのも頷けます」

春香「特に先代の方々を筆頭にっていうところに如才のなさを感じるね!もっと春香さん達を敬ってもいいのよ?」

千早「……さりげなく受賞経験をアピールしないで。恥ずかしいでしょ……」

貴音「何を恥じることがあるのですか。ここで謙遜などしてはみりあに」

千早「しっ!!」

貴音「千早っ!!」

みりあ「あははは!でも、ホントにお三方を尊敬してますよ!貴音さん、姫って言ってくれたけど、私の中でお姫様は貴音さんなんです。なので……抱き付いていいですか!?」

貴音「断ることなんて出来ましょうか。この体みりあに預けましょう」

みりあ「わー、ん〜!やわらかい!いい匂い!お姫ちんマジお姫ちん!!」

貴音「ふふ、昔の亜美真美を思い出しますね」

春香「あら〜」

千早「んん゛っ!!今回久しぶりのソロでの受賞ということになりますが、そのあたりのお気持ちは?」

みりあ「ん〜……支えてくれた人がたくさんいるのでソロっていう意識はあまりないですね。……ずっと見守ってくれてる人もいますから」

春香「分かるな〜。私達はユニットで受賞だったけど、支えてくれた人みんなのおかげだって身に沁みてたもん」

みりあ「ですよね!だから、みんなありがとぉ!!……大好きぃ!!」

貴音「なぜ後ろを振り返って大好きと?面妖なっ!!」

みりあ「……照れ隠しっ!!」

春香「まっ!!かわいい!!」

千早「ふふ。では、そろそろ歌ってもらいましょうか。赤城さんスタンバイお願いします」

みりあ「はーい!よろしくお願いしまーす!!」


貴音「……見守ってくれてる人ですか。ふふ……後ろではなくて、舞台袖ですよ」



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