9: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:01:50.01 ID:VZf+n5Oq0
梨子「女の人にとって髪の毛ってなんだと思う?」
曜「?髪の毛は髪の毛じゃないの?」
千歌「髪の毛は命より大切なものっていうやつ?」
10: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:02:29.18 ID:VZf+n5Oq0
千歌「ええ…、流石にそれは大げさでしょ…」
梨子「大げさなんかじゃないわ!毛先はそれほどまでに尊く、素晴らしいものなのよ!」
千歌「そ、そうなんだー」
11: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:03:47.28 ID:VZf+n5Oq0
梨子「えー、しょうがないわねー!」
曜「すっごい嬉しそうだね」
千歌「まあ惚気ける側は楽しいからね」
12: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:04:30.33 ID:VZf+n5Oq0
梨子「それでお風呂に入ってる時に、私が先に身体洗ってから湯船に浸かってるんだけど、よっちゃんって必ず私の足の間に座りたがるのよ」
千歌「この時点で可愛い」
梨子「しかも座るだけならまだしも、対面で座って抱きついてくるのよ?」
13: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:05:07.25 ID:VZf+n5Oq0
梨子「肌がぴったりくっついてる状況っていうだけでも理性が吹っ飛びそうなのにその上毛先までよ!」
千歌「んー、そんなに熱く語られても私には縁のない話だからなぁ」
梨子「まあ曜ちゃんだしねぇ」
14: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:05:51.81 ID:VZf+n5Oq0
千歌「いーなー!私の彼女もそれぐらいの積極性があったらなあー!」
曜「うぐっ!」
梨子「鞠莉さんに媚薬的ななにか貰ったら?」
15: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:06:25.02 ID:VZf+n5Oq0
梨子「私もなにか鞠莉さんに薬お願いしようかなぁ」
千歌「なにか善子ちゃんに不満でもあるの?」
梨子「よっちゃんに不満は欠片もないけど、毛先でも感じ合いたいなぁって思って」
16: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:07:04.80 ID:VZf+n5Oq0
曜「そんな事言ってるの梨子ちゃんだけだと思う」
梨子「2人は毛先の良さを全然分かってないわ!」
千歌「わかってるよー、命が混ざりあってるんでしょ?」
17: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:07:42.23 ID:VZf+n5Oq0
梨子「男と女は凹凸をくっつけて一つになってる感覚を味わってるらしいけど、毛先同士をくっつけることは命よりも深いところで一つになる感覚を味わえるの!」
千歌「毛先…、尊い…!」
曜「千歌ちゃん!?」
18: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:08:33.81 ID:VZf+n5Oq0
梨子「髪の毛は女の命ってのはさっきから言ってると思うけど、つまりこれまでの毛先談義は女の子同士でしか通用しないってのは分かる?」
曜「確かに言われてみればそうだね」
梨子「つまり、毛先は百合なのよ!そして百合は尊い物」
19: ◆faVaQe/4vI[sage saga]
2017/07/22(土) 01:09:19.56 ID:VZf+n5Oq0
曜「ってならないから!」
千歌「えっ!?なんで!?完全に完璧なさんだんろんぽー?だったじゃん!」
曜「三段論法を使えば必ず説得できるわけじゃないからね!?」
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