不思議の国のアリス「安価で不思議の国を冒険する」
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94: ◆xF5HhHyE6Y[sage]
2017/07/22(土) 21:15:26.16 ID:8yeCmYJ6O
マッドハッター「おやおや可愛いお嬢さん」
マッドハッター「私と一緒に森へ行きませんか?」
アリス「………え?」
チェシャ猫「………………」ギラン
黒猫「やめなさい、チェシャ猫」
チェシャ猫「ダイナ……」
黒猫「……かつて詩と小説を愛した貴方が変われば変わるものですね?」
マッドハッター「………ダイナ…?」
マッドハッター「………今の私はマッドハッターだ。お前なんぞ知らないよ黒猫さん?」
黒猫「……………」
3月ウサギ「まぁまぁ、マッドハッター…折角可愛いお客さんが来てくれたんだ」
3月ウサギ「お嬢さん方?ワインはいかがかな?」スッ
アリス「あ、あの…私まだ子供だからお酒は……」
3月ウサギ「アハハハ、そう言うと思って紅茶にしておいたよ?」
アリス「ありがとう!3月ウサギさ……うっ……」
プーン
アリス「な、なにこの紅茶…鼻が曲がりそう……」
チェシャ猫「アリス!ダメ!それ、糞尿だ!」
アリス「ふぁ!?」
3月ウサギ「アハハハ」
3月ウサギ「アハハハ」ゴクゴク
アリス「あ、あの臭い紅茶を飲んでる…」
チェシャ猫「みちゃダメ」ギュッ
マッドハッター「あー、お茶会は楽しいなぁ!時がたつのを忘れそうだ!」
マッドハッター「今は何時かな?」チラッ
マッドハッター「アハハ!まだ6時かー」
黒猫「…………………」
ふたなりネズミ「ZZZ」
ギャハハハ
アリス「な、なに?このお茶会…」ゾクッ
チェシャ猫「ダイナ…これじゃあ王宮への行き方どころか、話も通じそうにない…」
黒猫「…………………」
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