38: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/19(水) 20:48:28.65 ID:Bur55UY40
トンヌラ「そうそう、まずは武器だよね。丸腰で魔王城に突っ込むのはどうしようもないアホのすることだからね」
トンヌラは最初の勇者よりもいくらか頭が良かった。
渓流の作業場で馬を借りて、城下町まで走る。
武器屋の看板を見つけて、その扉を叩いた。
武器屋「あら、いらっしゃい。その歳で武器を求めに来たってことは……。ハハーン、あんた勇者志望だね?」
トンヌラ「その通りです。お姫様を助けるために、一刻も早く僕は強くならなければいけないんだ」
武器屋「フッ、青いねぇ……。アタシも昔はあんたみたいに、純粋な強さを求めてたよ。でも、子供を産んで母になって思ったね。今ある身近な平和を守ることこそ重要だって」
トンヌラ「あなたの身の上話に興味はありません。金はあります。オススメの武器を教えてください」
武器屋「そうだねぇ。>>39とかいいんじゃないか? ちょっと値が張るけどね」
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