276:名無しNIPPER[sage]
2017/07/31(月) 17:51:43.47 ID:YTyODfcdO
ウィーン
277: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/31(月) 18:19:20.61 ID:v34qD4M3O
ベートーベン(変装)「ここから遥か西にウィーンって街がある。別名・はじまりの街。まぁ、年季の入ったシトー派修道院があるだけの街なんだけどね」
底野「そこへは無論、霊長の殺戮者も連れていけるのであろうな? そもそもウィーンなどという名は耳にしたことがない」
ベートーベン(変装)「いいや。霊長の殺戮者は連れていけない。ウィーンへの船旅は彼女には厳し過ぎる」
278:名無しNIPPER[sage]
2017/07/31(月) 18:37:27.15 ID:90bU+Z+90
無論
279: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/31(月) 19:32:42.91 ID:v34qD4M3O
底野「無論。たとえ雨が降ろうと槍が降ろうと、大地が割れ海が裂けようとも拙者は霊長の殺戮者の盾となろうぞ!」
ベートーベン(変装)「安心したよ、その言葉を聞いて」
底野「ならば……」
280:名無しNIPPER[sage]
2017/07/31(月) 19:55:01.59 ID:LUf+MMj40
Rで…もやらないでくれ
281:名無しNIPPER[sage]
2017/08/01(火) 01:58:27.21 ID:66bbMEW1O
なんかもう別物ssになってしまった
282: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/08/01(火) 22:42:05.52 ID:BmCdqN7M0
それから一週間、二週間と何事もなく時は流れていった。弁太郎はどうしたのだろう。決意表明をした日から、行方をくらませてしまった。霊長の殺戮者も姿が見えない。一人取り残された拙者は、山の上から夕焼け色に染まる高館の田園風景をぼんやりと眺めていた。
侍女「そーこーのーさんっ」
底野「誰かと思えば、お主か……。夕餉ができたならばすぐ参るぞ」
283:名無しNIPPER[sage]
2017/08/01(火) 22:45:37.02 ID:WZp8gGuSO
大邪神ダークマター
284: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/08/01(火) 23:00:17.79 ID:BmCdqN7M0
底野「この牛、借りるぞッ!」バッ
農民「ああッ! わしの大邪神ダークマターがぁ〜ッ!」
拙者の乗った前沢牛の名は大邪神ダークマターと言うらしい。名の通り、全身から禍々しい瘴気を漂わせて駆ける、駆ける駆ける! 鞍や手綱がついていないので、拙者は大邪神ダークマターの双角を掴み振り落とされまいと必死にしがみついたのでござる。
285: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/08/02(水) 16:14:56.70 ID:tw+yKLN5O
〜石巻の宿〜
ベートーベン(変装)「見込んだ通り、少しおめかしをしたら随分と綺麗になったじゃないか。これなら婿さんも満足してくれるだろう」
霊長の殺戮者「婿さん……?」
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