138: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/23(日) 00:04:00.75 ID:w100it1P0
ガツン ガツン ドゴォオオン!!!
滋賀「開いたぜ。鍵がかかっていたが、俺様の巨体と力にかかりゃこんなものよ」
松「なんでしょう、ここは? やけにキラキラしているといいますか、眩しいといいますか……」
ウサギ「宝物庫だ。現魔王が民から奪い、溜め、こさえた金銀財宝の泥沼よ」
阪「ンモ〜、牛には価値が分からんやで」
ウサギ「滋賀、近くに松明はあるか。あるならば余に渡せ」
滋賀「篝火ならあるぜ。ほらよ」
財宝の山に違和感を感じたウサギが、松明で赤く照らしてみる。
すると、金貨の下に白い滑らかな、象牙のような物体があることに気が付いた。
ウサギ「なんだ、この白い物は……」ジャラジャラ
ゴロン
ウサギ「ヌッ」
松「ひぃ!」
阪「うお……魂が口から飛び出そうになったやで……」
転がり出てきたのは、なんと人間の頭蓋骨だったのである。
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