125: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/22(土) 16:14:50.80 ID:ARknqKvyO
ウサギは血染めの大斧を振るい、針葉樹を次々と斬り倒していった。そして、二人乗りの戦車を作り上げたのである。戦車と言っても装甲車のことではなく、松阪牛二頭に牽かせる二輪の馬車もどきであるが。
ウサギ「目指すは魔王城! 走れッ!」
ウサギは飛ぶように戦車を走らせ、アルティメットハードモードの世界から、現世へと戻ってきた。幸いにも、魔王城まではなんの遮蔽物のない、草原が広がっている。
ウサギ「休むか?」
松「なんの! 松阪牛を舐めてもらっては困りますわ!」
阪「戦士はな……事が済むまで休まないもんやで!」
ウサギ「その言葉を聞いて確信した。貴様らこそ、真の勇者である。速度を上げるぞ!」
松・阪「「押忍!!」」
その時、どこからともなく現れた巨大な影が戦車を包み込んだ。
>>126「よう、獣勇者さんよ」
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