117: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/22(土) 14:51:21.63 ID:ARknqKvyO
日没、一羽と三頭の決着はついた。
松阪牛は三頭とも角が折れ、全身痣だらけであった。
しかし、ウサギも無傷までとはゆかず、体力を使い果たし動けない状態だ。引き分けといったところであろう。
右目に傷のある松阪牛(兎よ……小生は認識を改めねばならぬようだ。貴様のことを、ただの筋肉達磨と侮っていた)
ウサギ(ククク……いいってことよ。余も久方ぶりに命の危機を感じた……良き勝負であった)
松阪牛A(またいつか、暇がおありでしたら闘いましょう?)
松阪牛B(アホか、ワイは二度とゴメンやで。ワハハ……)
そう、テレパシーで会話できるほどの奇妙な友情が、彼らの間に芽生えていた。ぐうぅ、とウサギの腹が鳴る。
破壊仙人「日も暮れたことだし、そろそろ夕餉にするかの。これ、そこの松阪牛。来なさい」
右目に傷のある松阪牛「ンモ?」
破壊仙人は右目に傷のある松阪牛を連れて、庵の裏へ行った。
〜その夜〜
最強究極アルティメットデストロイ「おぉ〜今夜は松阪牛のサイコロステーキですか。豪華ですね! パクッ、うめぇ〜ッ!」
カオス「ほっぺたが腐り落ちそうニャ……」
最強究極アルティメットデストロイ「おいおい、ヤハウェのくせに威厳がなくなってるぞ! 世界意思なら、もっと厳かに『善し』とか呟けよ!」
ウサギ「……」
ウサギの行動>>118
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