115: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/21(金) 18:39:18.90 ID:OxewYmPmO
しかし、ウサギもまた尋常の者にあらず。ATフィールドを両手で掴むと、カーテンを引き裂くように容易く破ってしまったのである。
破壊仙人「なんと! あの兎には魔防壁も通用せんのか! こりゃたまげたぞい!」
意外な展開に凍りついた松阪牛の角を握り締め、ウサギは豪快に一本背負い投げを決めた。
低い地響きと共に、角の折れる音。
右目に傷のある松坂牛「グ、グワァア!」
ウサギ「ヌン!」
ウサギは松坂牛の頭を何度も地面に叩きつけた。外傷よりも脳味噌の損傷を狙っての技である。松阪牛が気絶しかけた、その時であった。
松阪牛A「モーッ!」
松阪牛B「ガアアアア!」
カオスに懐いていた二頭の牛が、覇王色の覇気をまとい、捨て身の突進を繰り出したのだ。これには百戦錬磨のウサギもたまらない。回転しながら弾き飛ばされた。
破壊仙人「受け身じゃ! 受け身を取れ!」
ウサギ「……!!」
華麗に着地したウサギの兎唇に、歪んだ笑みが広がる。ただの牛も三頭集まれば戦士となる。ウサギは仲間の危機を救った二頭の松阪牛こそ、真の意味での勇者だと感じた。
勝負の結果>>116
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