少年「何で俺だけ何も無いところから500円玉を生み出す能力なんだよ!」
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18:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 05:06:56.46 ID:dNZIa2jN0
兄1「まぁ、お前もまだ中学生だ。それくらいの歳なら、世界を救いたくなる気持ちも分からんではない」

姉1「お兄ちゃんもよく、キャンプで火を起こすときに技名叫んでたものね」

兄2「なんだよお前、中二病こじらせただけかよ」

少年「そ、そんなんじゃねえよ!」

姉2「どんな能力だろうが、名前がかっこよけりゃそれっぽくなるって。姉ちゃんがつけてやろう。お前の能力は【メイク・マネー】だ」

少年「そのまんまじゃんか!」

母「当て字でそう読ませたらどうかしら? 【水増しされた家計簿(メイク・マネー)】とか」

兄1「当て字については賛成だが、如何せん母さんたちのセンスは絶望的だな。俺は【崩壊する経済社会(インフレーション)】を提案する」

姉1「お姉ちゃんはもっと語感を大事にしたいわ。【恵まれた資産家(バーチャル・コイン)】なんてどう?」

兄2「シンプルなのが一番だろ。【不労所得(ザ・ウォレット)】だな」

父「父さんは【毎日が父の日(プレゼント・フォー・ユー)】がいいと思うな」

少年「えー……この中から選ぶのかよ……。……まぁ姉ちゃんのがまだマシかな」

姉2「やった! じゃあ命名料をいただこう」

少年「そっちじゃねえよ! 誰が【メイク・マネー】なんか使うか!」

姉1「選んでくれてうれしいわ。早速だけどお姉ちゃん、技名を言いながら能力を発動するところが見たいな」

少年「改まって言えって言われると、結構恥ずかしいな」

兄1「恥ずかしいことなどない。思いっきり叫んでみろ」


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