56:名無しNIPPER
2017/07/19(水) 18:59:44.08 ID:aL8fQBcW0
昨日拾った捨て犬がまさか人間になって、俺とこうして買い物して、喋って、もしこれが夢じゃなければどれだけ嬉しい事か
もうこれだけあればあのパワハラ上司の事なんて忘れられる、それ位今の俺は幸せだった・・・そして、もしこれが夢なら一体どれだけの心が折れるのだろうか、つかどんだけ精神的に
追い込まれてんだって話よ、うん・・・まあ癒しが欲しかったのは事実なんだけどさ!
そして、明日もこうしてこいつと喋って、歩いて、ご飯食べて、そういう事が待ってるってだけでもの凄く心躍るわけで、俺はしおんの為に生きていける気がする
そんな事を思いながら俺は布団に潜り寝ようとする
「あの、ご主人様・・・一緒に寝ても良いですか?」モジモジ
「良いに決まってるだろ?俺はお前のご主人様で俺にとってお前は癒しそのものなんだからさ」ナデナデ
「ふにゅ・・・えへへ、ありがとうございます!」ゴソゴソ
俺はしおんと同じ布団で一緒に寝て、そして明日もきっと今日と同じ日を送れる、そう思いながら俺はしおんを抱きしめ、明日から始まる充実した日々に思いを膨らましながら
眠りについた
そして朝、俺は恐らく昨日と全く同じ光景が目に飛び込んでくるのかと思いながら体を起こした、しかしそこには・・・
「し・・おん?お前、犬に戻って・・・」
「わふ?」
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