2:sage
2017/07/15(土) 23:22:07.08 ID:i8/Uaq4i0
「Pさん、あれは何の建物ですか?」
「んー?」
少し遠い、しかし車で行けない距離でもない地方での小さなイベントへの移動中。
最初は他愛ないことを話し合い賑わっていた二人は徐々に静かになり、
1時間も経たないうちにラジオとエンジン音だけが喋り続けていた。
「どれど、れ……」
助手席から窓の外を見ていた彼女、橘ありすの質問に頭越しに見えた建物は
仲睦まじい男女が愛を確かめ合うホテル…要はラブホなのであった。
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