21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 12:31:56.48 ID:qCabD4Js0
チョビ「だってお前……、お前は既に戦車道で名を成しているし、正直、見目も美しいじゃないか」
チョビ「性格も真面目で優しい」
チョビ「お前、より取り見取りなんだぞ。道行く人誰だって、お前みたいなお嬢さんと付き合いたがってるんだ」
チョビ「それをお前、どこの馬の骨ともわからん下駄男とだな」
まほ「安斎、まるで父親のようだな」フフッ
チョビ「……いや、笑っているがな、本当に、どうしてだ。本当はお前にだって、おかしいのはわかってるだろう」
まほ「お前の言うことは分からなくもないが……、おかしい……、というほどでもないよ」
チョビ「いや、おかしいだろ」
まほ「……本当は今まで無理を言って、見合いは断り続けてきたんだ。戦車道に集中したかったからからな……」
まほ「でも今は引退して余裕がある。もうわがままも言っていられない」
チョビ「だってお前、戦車道の練習やら試合やらが終わっても、家のあれこれがあるから結局忙しいんじゃないのか」
まほ「結婚は公式の行事だからな。結婚周りの話は、大抵の用事に優先してしまうんだ。むしろこの話が続く限りは、ずるずると後回しになっているものもある」
まほ「また大学で戦車道を始める前に、とりあえず今のうちに会ってみて、可能なら婚約まで進めたいんだよ」
チョビ「……つまり家のために、誰でもいいから結婚するっていうのか」
まほ「誰でもとはいかない。それなりの相手だ」
チョビ「おんなじことだ!!」
チョビ「だってお前が選んだ相手じゃないんだろう? お前が好きになった相手じゃないんだろう!?」
まほ「何人かに絞られた中から私が選ぶんだ。これなら私が選んでいることになるだろう?」
チョビ「…………」
まほ「安斎」
チョビ「…………」
まほ「安斎……、どうして泣くんだ」
チョビ「うぅ〜〜〜……。笑うなよ……、だって……おかしいだろ……」グスッ
まほ「安斎。私は結婚した後に、その人のことをちゃんと好きになる自信がある」
まほ「だから私はちゃんと自分で幸せになれる。安斎は私のことより自分のことを心配していろよ」
まほ「私は安斎には、いい大学やいい職場で、いつか素敵な恋愛をして、幸せになって欲しいと思っているよ」
チョビ「うぅ〜〜〜〜……、ふぐううぅ〜〜〜〜〜……」
まほ「ありがとう、安斎……」
まほ「……安斎はかわいいな……」イイコイイコ
チョビ「やめろよぉ……」
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