14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 12:26:44.25 ID:qCabD4Js0
チョビ「寒くないか?」
まほ「ああ。安斎はどうだ」
チョビ「大丈夫だよ」
まほ「もう少しこうしていたいな……」
チョビ「そうだなあ……、このまま時間が止まればいいのになあ」
まほ「……安斎もそう思うか」
チョビ「うん」
チョビ「そうすればずっと高校生でいられる。受験も必要ないし、アンツィオで戦車道を続けられる」
まほ「それは、留年すればいいんじゃないのか」
チョビ「そんな金あるわけないだろ……」
まほ「たしか安斎は特待生だったな。全特か?」
チョビ「ああ、そうだが……、そういうの、私以外に聞くなよ」
まほ「ダメなのか?」
チョビ「そうだなあ、バイト代やお小遣いの額を聞くのに似ているな。家庭の事情に絡むから、良くない」
まほ「そういうものか。覚えておこう。悪かった」
チョビ「うん」
まほ「……でも、それなら学費は一円も払ってないのだろう。1年分くらい払ってもいいじゃないか」
チョビ「無茶を言うなよ、全特でなければあんな私立の学園艦に私が入るわけないだろ、生活費だけでも大変なんだぞ」オイオイ
まほ「そうか。もし安斎が私の娘か何かで、私が西住の財産を好きに使っていい立場なら、いくらでも留年させてやるのにな」
チョビ「ハハハ、できてもせんわバカ!」
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