百合子「名探偵百合子にお任せあれ」【ミリマス】
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9: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:39:11.09 ID:JpBZxNDY0
……視点を追加しよう。小説だと犯人が複数いて共犯ということもたびたびある。

剥がした人物と食べた人物は別人だったとすれば……?

Aが名札を剥がす。Bはお菓子を食べたとする。そしてAが貼り直す。
以下略 AAS



10: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:40:27.61 ID:JpBZxNDY0
冷蔵庫を開ける。どのお菓子には名札は貼られていない。

名札を貼ることが常識なのにそれがされていないってことは、外部の人のお菓子かと思って警戒するんじゃないかな。

例えばプロデューサーさんが取引先にお渡ししたり、たまに来る記者さんが自分用に置いていったりしたり……。
以下略 AAS



11: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:41:21.89 ID:JpBZxNDY0
杏奈「百合子さん……百合子さん……!」

論理の湖に深く沈んでいっている私だったけど杏奈ちゃんの一言でふと現実に戻された。

百合子「どうしたの?」
以下略 AAS



12: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:42:28.62 ID:JpBZxNDY0


きょとんとしている紬さんたちを尻目に話を聞くべきであろう人物を連れてくる。

彼女は終始暗い顔でうつむいていて、その態度は私の推理が当たったことを予感させた。
以下略 AAS



13: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:44:01.94 ID:JpBZxNDY0
百合子「いいでしょう……紬さん、このお菓子に貼られている名札をご覧ください。何か気付くことはありませんか?」

紬「……同じ筆跡で書かれていますね。ではこの筆跡が彼女のものに近いと?」

百合子「それもありますが……これらの名札をみて違和感を覚える人物はいませんか?」
以下略 AAS



14: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:44:46.55 ID:JpBZxNDY0
百合子「もう一つ根拠があります。紬さんはメモを取れって言われたらどのように取りますか?」

紬「……何の関係が?」

百合子「取る真似だけでもしてみてください」
以下略 AAS



15: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:46:15.70 ID:JpBZxNDY0
百合子「エミリー スチュアートさん」

エミリー「……」

探偵になって犯人を当てるという妄想が叶って全身がゾクゾクとした。
以下略 AAS



16: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:48:04.47 ID:JpBZxNDY0
紬「でもAは元々貼り付けられていた名札を使うべきだったでは?」

百合子「空模様を見てください」

紬「雨……?」
以下略 AAS



17: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:49:10.81 ID:JpBZxNDY0
紬「Aは私が嫌いだったのでしょうか」

百合子「……」

エミリー「違います!」
以下略 AAS



18: ◆z80pHM8khRJd[saga]
2017/07/15(土) 01:50:26.01 ID:JpBZxNDY0
紬「でも……なぜ今回のようなことを」

エミリー「それは……また紬さんとお買い物に行きたかったからです」

紬「えっ?」
以下略 AAS



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